
これは北米材のウォールナットです。クルミ科の木で仕上げるとチョコレートのような深い色になります。画面では茶色いですが、端の部分は白いため木取りが難しい材料です。

こちらはブラックチェリー。これも北米材、バラ科の木で日本でいうとサクラです。最初は淡い桜色をしていますが、段々と濃い色になっていく材料です。工房は天井まで4mくらいありますが、長い材は3m50㎝あるので、もう天井に着きそうです。

これはタモ。モクセイ科の木で北海道とロシアの材です。ナチュラルな色相とはっきりした木目が特徴です。どの木も年々数が減少しているたいへん貴重なものです。上手く仕上げれば輝くような作品になり、何十年、何世代も使用できるものとなります。これらの木の価値に見合うようないい作品作りをしていきたいと思います。