椅子製作の続き

椅子の断片。仮組みで角度やホゾの堅さなどを調整しています。
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座面の枠は「幕板」(まくいた)と言います。その下の横棒は「貫」(ぬき)補強材です。家具作りを知らなければ、聞いた事が無いかもしれませんね。
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幕板は座枠なので縦と横が同じ位置で接続されます。強固なホゾを作るのが中々難しく、一工夫が必要です。
貫は縦と横で高さを変えて干渉しないようにします。
正常に組める事を確認したら、角をRに取ったり、面取、手鉋を掛けていきます。
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椅子製作

ダイニングチェアを製作しています。写真は後脚です。中央の型板をなぞって荒木取りしています。反りや狂いを取りながら、最終的には型板と全く同じ形に仕上げます。
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後に写っているのは帯鋸盤(バンドソー)という木工機械です。大きい刃の機械は製材用小さい方は曲線挽きや細かい作業に使います。
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角ノミ盤という機械でホゾ穴をあけています。四角い穴が一発であくスグレモノ。でもあんまり精度が出ません。最後は手で調整します。この椅子は直角な所が1つもないので製作ノートと現物、原寸図を確認しながらの作業です。
IMG_1533-720480 (2)簡単なモノ作っても面白くないので。でも苦労はします。笑